Googleでは2009年にGoogle日本語入力の後に、
GoogleパブリックDNSという公なDNSの数値を公表しました。
(いまさらですが…。)
数値はIPv4とIPv6共に公表されています。
次のようにGoogleのパブリックDNSのIPアドレス(IPv4の)は、次のとおりです。
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- 8.8.8.8
- 8.8.4.4
次のようにGoogleのパブリックDNSのIPv6アドレスは、次のとおりです。
- 4860 :: 8888:2001:4860
- 4860 :: 8844:2001:4860
ですが、
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NTT America Technical OperationsにおいてのDNS値の方が若干高速でもあります。
一応数値は記載しますが、
こちらは、
パブリックDNSではありません。
- 129.250.35.250(プライマリDNS)
- 129.250.35.251(セカンダリDNS)
なので、
設定する際は一応パブリックDNSでは無いということを念頭において、
設定する方は設定してみてください。
多くのサイトにおけるパブリックDNSの設定方法は、
以下のような画像のように設定方法を記載しています。
このように設定するのもありかと思いますが、
これでは、
そのPCのみでしかパブリックDNSの恩恵が受けられません。
なので、
大元の光回線なりADSL回線なりのNTTや各プロバイダからレンタルされているルータにてDNSの設定をすれば、
その配下にあるPCをはじめスマホなどにも家の中においては、
速いDNSの恩恵を受けることができると思います。
設定方法は以下のようにすると可能です。
多くの場合というかほぼすべての場合ルータの大元のローカルIPアドレスは、
192.168.1.1
です。
ブラウザのURL入力欄に、「192.168.1.1」と入力して、
ユーザー名とパスワードを入力してルータの設定画面に入ります。
その後は以下画像のように入力して、
設定を保存もしくは更新すれば家の中でルータを介した配下の端末は、
すべて速いGoogleパブリックDNSもしくは、
上記した「NTT America Technical Operations」の設定が反映されます。
※この画像の場合はGoogleパブリックDNSではなく、
NTT America Technical OperationsのDNSになっていますが、
パブリックDNSではないのでオススメはしません。
ひとつひとつのPCやスマホで設定するのは面倒なので、
私はこのように設定しています。
基本は、
プロバイダから自動取得という方法になっていると思いますが、
プロバイダによってはDNSがしょぼい場合もあります。
もし、
自分の環境においてなんかインターネット回線の速度が遅いなぁ。
と感じたり思った場合は上記の設定にて、
若干速くなりえるかもしれません。
試してみる価値はあると思いますので、
是非、やってみて損はないと思います。
試してみて、
やっぱり変わらないなぁ。
とか、
むしろ、遅くなってしまったなどの場合は元に戻せばいいだけですから!!
参考サイト)
最後に、
設定したDNSの安全性と速度がどうなのかを確認するサイトがあります。
上記サイトにて、
以下画像の黄色い部分をクリックして安全性と速度を確かめることができます。
※スクリーンショットはChromeにて日本語化しています。
テストにはちょっと時間がかかります。
結果として、
Excellentと表示されればセキュリティと速度共に安全性もあり速度も速いということになります。
以上、
ちょっと遅ればせながら、
速いDNSと安全性・セキュリティの確認方法の紹介でした。
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