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伝えたいこと 備忘録 治療 糖尿病(1型)インスリンポンプ

インスリンポンプ(SAP)取り付け画像

インスリンポンプSAP導入1型糖尿病(動画あり)

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この記事は2016年7月3日のものです。現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

伝えたいこと 備忘録 治療 糖尿病(1型)インスリンポンプ

インスリンポンプ(SAP)取り付け画像

私自身ではないのですが、
大事な大事なパートナーの今後の予後をより良く合併症リスクを減らす意味でも、
この度、糖尿病治療の一環であるインスリンポンプ(SAP)というインスリンポンプを導入しました。

 

糖尿病には大きく分けて2つの種類があります。

  • 1型糖尿病
  • 2型糖尿病
  • (他にも妊産婦糖尿病なども細かく言えばありますが…。)

2型糖尿病は、
よく言われる成人病(生活習慣病)と言われるような分類と遺伝的要因などによって中年以降に徐々に発症していくよく知られている糖尿病です。

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1型糖尿病は、
多くの場合、小児の頃(概ね20才未満)に突然(原因がよく分かっていない)発症してしまうという2型糖尿病とは全く異なる発症機序によるものです。

 

また、1型糖尿病の場合は、
インスリンという血糖値を下げるホルモンを分泌する膵臓のランゲルハンス島のβ細胞自体は自己免疫によって(何らかの要因・原因:まだ未解明)攻撃されてしまい、血糖値を下げる為の唯一無二のインスリンというとても大切なホルモンを分泌することができなくなってしまう為に、

インスリン注射が必須になるものです。

血糖値を下げるというのは、
人間はアデノシン三リン酸(ATP)というものを細胞内で産生しそのアデノシン三リン酸(ATP)の3つ目の結合部位のリン(P)の結合部分にエネルギーが多くある為その結合が離れることによって、

 

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人間が生きていく上で必要なカロリー(エネルギー)を産生するものです。

 

そのアデノシン三リン酸(ATP)を産生する為には血糖値(グルコース)を細胞内に吸収しなければ、電子伝達系(クエン酸回路):ミトコンドリア内や解糖系と言われるグルコースからアデノシン三リン酸(ATP)を産生す循環自体にグルコースを吸収できなくなってしまう為に血液内にはエネルギー元であるグルコースは豊富にある(=血糖値が高い)のに、細胞内に取り込めない為(インスリンが分泌されないので)に生命を維持するためのエネルギーが生産・賛成できなくなってしまい、そのまま放置してしまうと死亡に至ってしまうという病気です。

なので、
2型糖尿病を方は少なからず自分自身の膵臓のランゲルハンス島β細胞からインスリンが分泌はされているので、

運動療法や食事療法などから実施していくことが多いです。
(進行具合によって、例外もあります。)

(申し訳ありませんでしたm(__)m。
「食事療法」の漢字が「食餌療法」となっていました。)

その症状がひどくなてきたりすると(進行)、インスリン注射は必須になってきてしまいますが…。

そうならないために内服薬などや上記した運動療法や体重のコントロールなどで進行しないようにしていくのが基本的なはじめの治療方針です。

 

(昨今ではパソコンや家電製品などのデジタル機器や医療機器なども小型化や性能の向上により、)

そのインスリンの分泌量を自己注射によるインスリン投与では1単位毎でしかコントロールが出来なかったのですが、
インスリンポンプ(SAP)という機械により、基礎分泌と食事後のインスリン分泌量が増えなければならない時の微調整が、

 

基礎分泌においては0.001単位毎から設定可能で、
食事後のインスリン分泌(ボーラス)においてもこれまでのように1単位ではなくより詳細に0.1単位毎のコントロールが可能になることによって、
より厳密に血糖値をコントロール出来るようになります。

 

こういったより細かく詳細に血糖値をコントロールすることができるようになることでヘモグロビンA1c(HbA1c)の値が、

 

インスリンポンプ(SAP)をつけることで人により異なりますが、1%も下がると言われています。

(1%って数学的な数字で見るとたったの1%と思われるかもしれませんが、HbA1cにおける1%というのはかなり大きなことです。)

 

1型糖尿病で妊娠出産を希望する女性の場合は、

 

このインスリンポンプ(SAP)と言われるものをつけることで血糖値のコントロールが詳細に出来ることで母体自体も守りさらに胎児への血糖値による影響を健常人のかたの妊産婦の状態に近づけて出産のリスクを軽減し、
より安全に妊娠出産(周産期)を迎えることが出来るようになります。

ただ、
難点としては医療費がペン型のインスリン自己注射に比べると若干高額になってしまうということがあります。

また、やはり以前よりも「より安全に」ということであり完璧に健常人?とイコールとまではいきません。
強いて言うのであればニアリーイコール(≒)状態に持っていけるということです。

他にも、インスリンポンプにはいくつか種類がありまして、
(と言ってもそんなに多くはありませんが…。2種類はあります。)

日本語表示されるようになったMedtronic製の今回のものと、
(昨年2015年2月に発売されてようです。)

まだ日本語表示ではなく英語表示になってしまうもの。
(下記CSII参照してください。)

の2種類はあるのは確認しています。

 

ただ、今回のようにインスリンポンプでもSAPという随時血糖値をリアルタイムで測定しその血糖値を本体に無線によって送信して、

 

その都度本体の方で高めに推移傾向や低めに推移傾向であれば、

以下のように3種類のアラーム設定が可能です。

  • アラーム音のみ。
  • もしくはアラーム音とバイブ、
  • もしくはバイブのみ。

あと警告を表示のみにする設定も可能だったと思います。
(ちょっとここの部分は再度確認後に表示のみの設定にできるかどうか編集更新します。
間違いなければ未編集・未更新です。)

 

また、随時血糖値をフィードバックする必要がない(要らない場合)は、

センサー部分(間質液内血糖値測定の)を外したインスリンポンプ本体のみの「インスリンポンプ療法」(CSII)というものがあります。

(ただ、こちらの場合は上記したように表示が英語表記のようです。今のところです。)

はじめからインスリンポンプ(CSII)ですと英語表記になってしまいますが、
インスリンポンプ(SAP)リアルタイムに血糖値を本体にフィードバックする方(今回の紹介記事)の場合で、

後々、慣れてきてやはりリアルタイムでの血糖値を無線によってフィードバックしなくてもいいわ!

というようになってきた場合には、

随時血糖値センサー部分の方のみを外して元々インスリンポンプ療法(SAP)で使用していた本体:日本語表記のものをそのまま使用できるとのことでした。

なので、
はじめはちょっと医療費が高くなってしまいますが、英語表記が苦手とかわかりにくいという場合は、

 

主治医の先生と相談して

  • インスリンポンプ療法の(SAP)にするのか、
  • インスリンポンプ療法(CSII)にするのか、

を相談された方が間違いなく良いです。

 

一応現在インスリンポンプ療法(SAPもCSIIも)の取り扱っている病院の全国リストで検索可能なサイトがありましたので以下に紹介させて頂いておきます。

CSII、SAP、CGMを扱っている医療機関全国 263施設(2016年06月 現在)

是非、お近くの取り扱っている病院を探してみてください。

(ただ、症例数が多い方が良いとは思います。)
……(-。-) ボソッ( ´ノω`)コッソリ

 

その他Medtronic社のメーカーサイト(HP)にも詳細が記されているので以下にリンクしておきます。

インスリンポンプ療法に関する様々な情報を提供しています。インスリンポンプ療法は、インスリン療法の一つで、必要なインスリンが不足している糖尿病患者さんに皮下に留置した細くやわらかいカニューレを通して持続的にインスリンを注入します。

 

最後にほんの少しになりますが…。

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取り付けたばかりのインスリンポンプ(SAPやCSII)の動画を以下にアップしておきますので、
参考にしてみてください。

追伸)
SAPの場合のセンサ部分と本体との無線通信ですが(先生からの)説明時にはBluetoothと伺っていましたが、
詳細な取扱説明書を見ましたらBluetooth(IEEE802.15.1)ではなく、

通信規格はIEEE802.15.5と末尾の1桁が1ではなく5のメッシュ技術を応用したWPANです。
(まぁ、どちらにしても近距離通信です。一応先生にちょっと違うよぉと伝えておきました。(^^))

IEEE802.15.5について詳細を知りたい方は左記通信規格にて調べてみてくださいませm(._.*)mペコッ。

 

あっ(汗)…。
動画を忘れていました。以下になります。参考になりましたら幸いです。

 

追記です)
糖尿病の新しい血糖値コントロール方法カーボカウントについて
特化サイト
>>糖尿病治療の食事療法でインスリンのカーボカウントについて

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