
車はある意味現段階では未だに走る凶器とも言われる代名詞もあるほどです。
そこで、
購入後数年から何か部品交換した後などに異音がする場合があります。
経年劣化による異音の場合もあります。
どのような異音にせよ、
その異音に対する原因究明と対策が必要になります。
- どこからの異音なのか…。
- エンジンからの異音なのか…。
- 足回りからの異音なのか…。
- 排気系等からの異音なのか…。
など、ほかにもいろいろあり得ます。
プロはある程度異音の音でどこら辺からの異音なのか判断がつくようですが、
プロでもわからない場合や対策のしようがない場合もあります。
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そこで、
私の場合は確実に足回りからの異音ではないかとの確信はあったのですが、
特に、
異常性になることはないものでした。
なぜなら、
原因がわかっているから?です。
原因は、
足回りのショックアブソーバーを社外品のショックアブソーバー・車高調に交換していて、
その後にタワーバーを付けた後から
- カタカタとか、
- コトコトとか、
そんな感じの異音がしてきていたからです。
おそらく中古で購入したタワーバーの変形か取り付け時に若干ズレてしまっていた為に、
ショックアブソーバー・車高調のヘッド部分が車両側の金属部分に当たる際に出ている異音ではないかと予想されていたからです。
先日車高調整する際にタイヤを外した際に確認したのですが、
見事に的中していました。
はじめはピロボールかなぁ。
とも思ってもいたのですが、
原因は、
車高調のヘッド部分が車両側にピッタリと接触していていない為だと概ね断定でしました。
その写真は以下です。

画像編集して赤丸などで囲めば分かりやすかったかも知れませんが、
すみません。
時間がなかったので圧縮のみして写真をアップしています。
フェンダー裏側の車高調とボディの接触部分に若干の隙間があるのが分かりますでしょうか?
これまで車高を若干?低めにしていた為タイヤを外さなければ見えなかった部分ですが、
身体の問題などから、
車高を上げて該当部分がタイヤを外さなくても見えるので写真を撮りました。
ここに隙間があることによって、
- 始動直後
- ブレーキを踏んだ際
- カーブを曲がる時
などに異音が出ていました。
はじめはTOYOTAのダブルウィッシュボーンの持病とも言えるロアボールジョイントかと思いもしました。
タイミングベルトを交換する際に車体の下側にもぐった時に見たのですが、
そんなにロアボールジョイントはおかしくない状態でした。
しかし、
安全には変えられないので既に交換済みです。
が、
異音はそんなに解決には至らなかったのが悔しい限りですが…。
そして、今回は原因を突き止め対策というか修正しました。
具体的には、
上記画像の隙間がなぜできたのかですがそれは今となっては先述したこと以外にも原因・要因はあり得ます。
なので、
とにかく上記の隙間をどう埋めようかと考えた末に、
とりあえず、
エンジンルーム内のタワーバーのナットを緩めて、
少し車高調の上部・ヘッド部分を緩めにして平坦な広い駐車場で少しだけ直進してピタッと合ってくれないかという発想です。
エンジンルーム内のタワーバーのナット部分は以下です。

このエンジンルーム内の前輪のショックアブソーバー・車高調を固定しているボルト・ナットを左右6本のナットを2回りくらい緩まます。
緩めすぎると危険です。
また、
アライメントは確実にこれによって狂ってしまいますがそれは承知のうえです。
そしてサイドスリップも狂うと思います。
しかし、
異音がするということはそれ自体が異常なのでまずはその異音自体を直すことからはじめます。
上記のようにわずかにナットが緩む程度で車重によってピタッとハマり直してくれることを期待します。
そして、
まっすぐに数メートルから10メール程度でしょうか直進します。
ゆっくりとブレーキをかけます。
走っている最中にうまくハマってくれたりゆっくりとブレーキをかけて停まった際にうまくハマってくれたることを期待しての作業動作です。
注意として、
この際に左右のどちらにも曲がろうと考えないほうが良いと思います。
ゆっくりとしたオートマチック車のクリープ現象程度のスピードなので、
外れることはないと思いますが確実にサイドスリップは狂いまくります。
すると、
車検にも通らなくなってしまいますが、
(サイドスリップ:+-5mm以内が基準値くらいはすぐに直せますが…。)
何よりまっすぐ走らなくなってしまったり運転中にフワフワ感が出てしまったりして走行性能が著しく悪くなってしまいます。
結果として、
うまい具合に上記の写真の隙間部分は少しですが改善され異音がなくなりました。
そして、
ホームセンターなどで売っているラチェットレンチではなく、
スナップオンなどちゃんとしたラチェットレンチで以前より少々強めに増し締めしておきました。
やはり、
プロが使う工具は使いやすく強いです。
ホームセンターなどで販売しているラチェットレンチでは、
ラチェットレンチ自体が空回りしてしまいこれ以上は締め付けられませんでした。
スナップオンのラチェットレンチではこれでもかくらいに締め付けられます。

足回りの部品なので、部品自体の強度が強いので結構強めに増し締めつけてもボルトやナットが折れたりすることはないと思いますが、
その他の部分などの際は、
締め付け過ぎるとボルトなどがポキっと折れてしまいますので注意が必要です
!!
(経験済み(*゜.゜)ゞポリポリ))
最後に参考に異音の種類?です。
■どんな異音がするか?
異音は口で言い表すのが難しく個人によって差があるため参考程度に音別での異音診断です。
キーキー音がする。
→ブレーキ鳴きの原因と異常・ブレーキ鳴き止め対策・ドラムブレーキグリス切れ
カッチン、カッツン音がする。
→ブレーキパッド移動異音
ガキン、ガキッ音がする。
→スタビライザーブシュ硬化異音・ステアリングラック異音・ステアリングシャフトリンク異音
コトコト、ゴトゴト音がする。
→ショックアブソーバー抜け・ボールジョイントがたつき異音
ミシミシ(きしみ音)がする。
→サスペンションサポート不良異音
カタカタ、カツカツ音がする。
→ドライブシャフト損傷異音
ボー、ウォーン(うなり音)
→ハブベアリング消耗異音・プロペラシャフト振動、異音
キキキ音(スキール音)
→タイヤからの異音(鳴き)
カチカチ音がする
→サスペンションサポート不良異音
ガラガラ音がする
→マフラー排気振動・異音
などです。
参考にしてみてください。
以上、
車の異音原因と対策方法でした。
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