Windows10がリリースされて早いもので約1年4ヶ月が経とうとしています。
そんな中Windows10がリリースされた直後は日本語入力のIMEがマイクロフト社製の生粋のMicrosoftIMEしか通常では使えませんでした。
(一度アンインストールして再度インストールし直すなどいろいろな方法がありましたが…。)
これまでは、コルタナ(Cortana)もWindows10の標準ブラウザのEdgeは使わないからもういいかなぁ。
なんて思っていましたが、時折自分のPCの中のファイル検索などの際に、スタートボタンの右横にあるコルタナ(Cortana)の検索ウィンドウを使用したります。
そんな時はコピペで対応していましたが正直めんどくさいです。めんどくさかったです。
スポンサーリンク
ちょっとした変更・設定でGoogle日本語入力がWindows10においてすべてに使えるようになりました。
私が把握しているWindows10でGoogle日本語入力が使えないアプリケーションは以下の3点です。
- コルタナ(Cortana)。
- コルタナ(Cortana)ウィンドウでの自分のPCの中のファイル検索での入力。
- Edge。
この3点ですべて正常にGoogle日本語入力が使えるようになりました。
具体的にGoogle日本語入力をWindows10で使えない場合使えるようにする方法です。
Windows10のOSが32ビットなのか64ビットなのかで若干設定するファイルのフルパスが変わりますが、
基本的には同じです。
まずパソコンのCドライブ内にプログラムファイルがあるので(変更している方はそれに合わせてください)、
以下のフルパスにアクセスします。
C:\Program Files (x86)\Google(64ビットの場合)
C:\Program Files\Google(32ビットの場合)
その中に【Google Japanese Input】というフォルダがあります。
コピペで該当フォルダにアクセスされたい方は以下をコピペしてください。
32bit マシンの場合:
“%ProgramFiles%\Google”
64bit マシンの場合:
“%ProgramFiles(x86)%\Google”
このGoogle Japanese Inputフォルダで右クリックしてプロパティを表示します。
以下画像のようになります。
このプロパティのタブの中の「セキュリティー」タブに切り替えます。
赤枠のところの編集をクリックします。
そうすると、以下のようになります。
ここでは今度は、赤枠のところの追加をクリックします。
するとまた画面が遷移して(変わって)以下の画像のようにポップアップしてきます。
この「ユーザーまたはグループの選択」という画面で上記画像の赤枠内に以下を記述します。
ALL APPLICATION PACKAGES
ここではたぶんコピペは使用できないと思われますので、
間違わないようにしっかりと
ALL APPLICATION PACKAGES
を手入力してください。
そしてたら「OK」を押して【Google Japanese Input】フォルダのアクセス許可の画面でALL APPLICATION PACKAGESが追加されていることを確認後、
適用してOKをクリックします。
あとは、
上記にて開いているフォルダを閉じてしまって構いません。
この設定後にスタートボタン右横のコルタナ(Cortana)ウィンドウ内にGoogle日本語入力を既定として設定してあるにも関わらず、
以下のようにコルタナCortanaウィンドウ内にGoogle日本語入力にて、日本語が入力できるようになります。
この場合はテストも兼ねて「テスト」と入力してみました。
そして、あとはWindows10の標準のブラウザであるEdgeにて試してみます。
Edgeを起動してアドレスバーやGoogleやMSN、Yahoo!などの検索枠内に何か文字を日本語にて入力してみてください。
すると…。
Google日本語入力がEdgeにおいても使えるようになっていると思います。
私の場合はEdgeに以下のように入力してみました。
「はい Google日本語入力が使えるようになりました。」
と!!
その画像が以下になります。
これまでWindows10でのGoogle日本語入力の使用は、
Googleがバージョンアップで対応するか
MicrosoftがWindowsアップデートで対応するか
のどちらかを待っていたりもしました。
ですが、
今年の夏の8月2日の大幅なアップデートであるWindows10AnniversaryUpdateにおいても対応されていなかったので、
以下のヘルプフォーラムを参考にちょっとだけアレンジしてGoogle日本語入力にのみの設定編集で対応できるのではないかと思い実施してみた結果、
- Windows10のパソコンを再起動することもなく、
- さらに、Google日本語入力を一度アンインストールすることもなく、
- さらに、もう一度Google日本語入力をインストールすることもなく、
Google Japanese Inputというフォルダのセキュリティータブの編集のみで、
見事にWindows10で使えなかったGoogle日本語入力が使えるようになりました。
参考にさせていただいた以下Google日本語入力のヘルプフォーラムの方法ですと、
Googleというフォルダ内のものすべてのセキュリティーが変更・編集されてしまうことになるので、Google謹製のブラウザChromeなどを使用している場合はChromeなどにもその影響が反映されると考えられるので嫌でした。
やはり、セキュリティーは大事なので編集・変更したいものだけをするのが一番良いと思われます。
これまでWindows10でGoogle日本語入力が使えない(使えなかった)人は、
この方法でWindows10においてもGoogle日本語入力が使えるようになると思います。
ダメだった場合や設定変更したけれど元に戻したいという場合には、
上記で編集したGoogle Japanese Inputフォルダのセキュリティーの追加の画面で今回追加した
【ALL APPLICATION PACKAGES】
を削除すれば元に戻ります。
ALL APPLICATION PACKAGES
普通にコピペ出来ました。