Windows10でNASに接続できなくなることがあります。その時に、よく2017年のWindows10のアップデートでSMB1.0がデフォルトで無効になったためと見ることがあります。たしかにSMB1.0はセキュリティ的に問題があるのでアップデートでデフォルトでは無効になりました。そこで、SMB1.0を有効にすれば簡易NAS(NAS)につながるのは間違いないかと思われます。しかし、せっかくのセキュリティを自ら・・・。ではなくWindows10においての資格情報の追加でNASにつながることが多くの場合において可能ではないかと思われます。
参考)
Windows10では、2017年に配信された「Fall Creators Update」でSMB1.0がデフォルトで無効になりました。
※標準搭載はSMB3.1.1
SMB1.0は規格が古く、セキュリティ上のリスクがあるためです。
スポンサーリンク
Windows10でNASにつながらい時にまずSMB1.0の有効でなく資格情報の追加をしてみる。
Windows10でNASに接続する方法は以下の通りです。
資格取得情報とかよく分からないかもしれませんが、Windows10のローカルネットワーク内でその共有フォルダなどにアクセスする資格(アクセス権限?)という感じで解釈されるといいと思います。
その資格取得情報の画面を出すにはコントロールパネルなどからもアクセス可能ですが、簡単に左下のスタートボタンの横のCortanaの検索で「資格取得情報」と入力すると以下のようにPC内の設定画面が出てきます。
そして、資格情報マネージャーをクリックして、「資格情報管理」画面を出します。
その中の右側の「Windows資格情報」をクリックします。
すると、その下に「Windows資格情報の追加」という項目がクリックできるようになります。
Windows資格情報の追加をクリックすると以下のように各々入力画面が出てきます。
追加情報(ネットワークのアドレス、ユーザ名、パスワード)の3つを各々入力して追加します。
※共有フォルダや共有PC、共有NAS(NAS、簡易NAS)側にIDとパスワードの設定が必須です。(前提として)
すると、
ネットワークのNASや共有フォルダにアクセス可能になります。
SMB1.0の有効無効の確認方法は以下のコマンドをコマンド・プロンプト(管理者権限でもどちらでも)にて実行して確認可能です。
sc.exe qc lanmanworkstation
以下のようにSMB1.0は無効ですが、NAS(簡易NAS)に接続可能になります。
もしも、これでもNASに接続できない場合などはSMB1.0を有効にするしかないのかもしれませんが、基本的にはSMB1.0を有効にしなくても接続できるはずです。
その他にレジストリをレジストリエディタにて編集する方法もありますが、あまりレジストリはいじらないほうが良いと思われます。
レジストリの編集方法やSMB1.0の有効にする方法などはその他のサイトなどでも説明されていますので、他のサイトを参照してみてください。
comment