残すところ1週間で確定申告の時期が終わります。
しかし、医療費控除の申告は特に確定申告の時期ではなくてもできるのを知っていましたか?
年中いつでも担当箇所の税務署がやっている平日であればできるのです。
そして、
申請可能な期間は過去5年間分までの医療費の医療費控除の対象になっています。
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確定申告のみではなくインターネットからでも今は医療費控除の申請ができます。
その方法は、
以下の国税庁のホームページにいきます。
そして、
そのホームページ内にエクセルファイルの医療費の領収書の金額をまとめて計算してくれるファイルをダウンロードすることができます。
医療費集計フォームというエクセルファイルでExcelのバージョン2003から対応しています。
以下からダウンロードすることができます。
↓
逆に、このダウンロードした医療費集計フォームのエクセルファイルを使わないと、後でe-TAXを用いたインターネットからの申請時や、税務署に持っていく際に面倒になるのでダウンロードした医療費集計フォームのエクセルファイルを使って過去の医療費をまとめた方が遥かに楽です。
なぜかと言いますと、
国税庁のホームページの医療費のまとめたエクセルファイルの取り込みが、
国税庁のホームページからダウンロードしたエクセルファイルしか読み込めないからです。
あと必要なものは、
- 源泉徴収票。
- 申請に必要な(自分本人分も含め扶養者の)かかった医療費の領収書。
- 申請紙。(プリンターのA4の用紙)
- 印鑑。(管轄の税務署に持っていく場合)
- (病院までにかかった交通費も申請できます。:公共交通機関に限る。)
です。
あとはこつこつと、医療費の領収書の金額を間違いなく医療費集計フォームのエクセルファイルの該当欄に記入していきます。
そして、
国税庁のホームページにて「書類の作成」というところから順番に辿って申請用の用紙と医療費の1年間分の総額や源泉徴収票に記載のある所得や住宅控除額などを入力していくと…。
この画面です。
上記画面の赤枠の「作成開始」をいうところをクリックします。
すると、
次に以下のような画面になります。
この画面で、
インターネット経由で申告する場合には左側のe-TAXをクリックします。
書類を作成して管轄の税務署に持っていって提出する場合には右側の「書類提出」をクリックします。
あとは、
案内通りに入力事項を入力していくと申請書類が自動的に計算されて申請用紙が作成してくれます。
インターネットで書類作成を利用するメリットとしましては、
- 計算ミスがない。
- 医療費の医療費集計フォームがあるのでかかった医療費を該当箇所に入力するだけで総額医療費を自動計算してくれる。
- ということが最大のメリットでしょうか。
自動的に計算してくれて申請用紙まで作成してくれます。
注意)
作成された申請用紙は、pdfファイルになっています。
一度、ダウンロードしてプリンターで印刷します。
また、
時間がなかったりした時のために国税庁のホームページの作成欄では、
途中までの入力内容を保存しておくことも可能になっています。
その際には、
拡張子が.dataというファイルにてダウンロードされます。
通常のパソコンでは開けないです。
その後、
また時間ができたりして確定申告の医療費控除の内容を入力したい時には、該当のダウンロードして保存しておいた上記のファイルをアップロードすることで、以前までに入力していた内容が反映されます。
最後に、
前年や過去5年間に医療費が何十万円単位でかかってしまった場合には、
必ず、医療費控除の申請はしたほうがお得で間違いなく損はないです。
翌年度の住民税などの減額や、減額以上に医療費がかかった場合には、
還付されます。
この制度を知らない方も多いのではないでしょうか…。
また、
医療費控除の場合には過去5年間分の申請が可能になっているので、
医療費の領収書は取っておいたほうがいいですよ!!
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