全ての車に付いているラジエーターというエンジンの温度を下げる冷却水を入れる装置があります。この冷却水はTOYOTAやNISSANやHONDAやMAZDAなど大手メーカー4社により色が異なっています。
- TOYOTA→赤色
- NISSAN→青色
- HONDA→青色
- MAZDA→緑色
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車メーカーによって色が違うのはよくわかりませんが、冷却水に色が付いているのはブレーキオイルやエアコンオイルなど他の液ともしも漏れた時に分かるようにするためという一つの理由があります。また、この冷却水は人体に有害なので勝手に廃棄はできません。
自分でLLC(冷却水)の交換を行った時は、近くの整備工場さんやディーラーなどに持っていき捨ててもいらいましょう。
この冷却水(LLC:ロングライフクーラント)の性能を高める為にWAKO'Sクーラントブースターという商品があります。
WAKO'Sクーラントブースターは、冷却水(LLC)の液体内の液胞の消泡化やラジエーター内のサビ防止効果があります。
中古車や何年も乗った車への冷却水(LLC)に、このWAKO'Sクーラントブースターをサブタンクもしくはラジエーターに直接入れると効果がより分かりやすいです。
今回は、サブタンク内の残っている冷却水(LLC)を捨ててサブタンク内の底に沈殿したゴミやホコリや鉄粉をケルヒャーや業務用高圧洗浄機でサブタンク内に張り付いたり残っている残骸物を取ってから、初めにWAKO'Sクーラントブースターを一本丸々入れます。
その後に上記の各メーカーの冷却水(LLC)と同じ色のLLC:ロングライフクーラントをサブタンク内のMAX表示線の約1cmくらい多めに入れます。
TOYOTA系冷却水
NISSAN系冷却水
この事によって、エンジン始動時にラジエーターとの行き来によってWAKO'Sクーラントブースターがより混ざりやすくなります。
元々、サブタンク内の下に張り付いたゴミやホコリや鉄粉などを除去したのと、本体側のラジエーター内にはまだ残っている冷却水(LLC)があるので程良く原液と混ざって30%から50%くらいになります。
寒冷地仕様と寒冷地ではない仕様とありますが北海道や東北や北陸や九州などで冬に雪が降り積もる場所以外は、冷却水は元々自己不凍液というものなので通常凍ることはありません。降雪がよくある場所は寒冷地仕様にしないと凍ってしまいますので注意が必要です。
新車で購入後でも、ラジエーターの冷却水のサブタンク内には鉄粉などのゴミやホコリは沈殿するので、車検時などに一度サブタンク内を洗うと良いと思います。
サブタンクの取り外し方は車種によって異なりますが、多くの車種では10mmナットで1箇所か数カ所固定されているだけで、あとはサブタンクの引っかる部分が車体のシャーシに引っかる感じになっているので、その引っ掛かりを外すだけのものが多いと思います。
上記は8mmナット1箇所外したところです。
次に車体側に引っかかっているリザーバータンク部分を外します。
上の画像でもわかる通り車体側に1箇所穴部分に引っ掛けているところを(ツメ)、外すだけです。
あとは、リザーバータンク内の古い冷却水を排液してリザーバータンク内汚れを高圧洗浄機で洗浄後に、新しい上記のWAKO'Sクーラントブースターを初めに入れて冷却水をMAXかFULLのラインから約1cmくらい多めに入れます。
エンジン始動後にラジエーター内の冷却水と混ざったりエア抜きがされて走行後には大体MAXかFULLラインくらいになります。
もし多過ぎてしまっても構造上排液ホース・チューブから排出されます。
冷却水の交換をされていない方は、WAKO'Sクーラントブースターの補充だけでもオススメします。
その他、WAKO'Sの優秀な製品類です。
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