以前にも他の車種(マーク2ブリットなどのJZX110系(110系や100系))において、WAKO'Sの急速エンジン内部洗浄:RECSを施工しました。
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今回は、日産エクストレイルにてワコーズRECSの施工方法です。
どの車種、車にも吸気系統と排気系統があります。その中でエンジン内部に吸気する側を吸気系と言います。その吸気系の負圧を利用してエンジン内部に洗浄剤(今回の場合はワコーズRECSの洗浄剤)を入れて、その後レーシングによって排気系統からエンジン内部の取れた汚れを吐き出す。ということになります。
車種によって負圧の場所がどこなのかわかりにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にインテークマニホールドにつながっているホース類のどれかになります。
エンジンルーム内を見るとわかってくると思います。最近の車種や比較的高級車と言われる車種にはエンジンルームカバーがあるのでそのエンジンルームカバーを外さなければなりません。そうするとインテークマニホールドへの配管がわかると思います。
エクストレイルにおいては以下の動画のように比較的エンジンルームの奥側にあります。
もう1箇所右側にあるのですが、そちらはセンサー類が配管の元にあるので避けたほうが良いと思います。
ここから、ワコーズRECSの液体をボンネットに吊る下げて点滴みたいに負圧を利用して施工します。
2000ccで、200mlという感じでエンジンの排気量に対して1/10の割合で注入します。
例)
- 3000ccなら300ml。
- 2500ccなら250ml。
- 2000ccなら250ml。
- 1500ccなら150ml。
- 1300ccなら130ml。
- 660ccなら66ml。(軽自動車)
という感じになります。
施工時間としては、排気量が大きいほど時間がかかってしまいますが概ね20分から30分くらいでしょうか。
ワコーズRECS施工後にメーターにエンジンチェックランプなどが点灯してしまう場合があります。そういう場合には、ディーラーにてエンジンチェックランプの消灯作業をしてもらうことになります。(リセッティングなど)
ですが、基本を忠実に守ってゆっくりとRECS液を負圧にて吸い込ませてから一旦エンジン停止後配管をしっかりと元に戻して、エンジン内部の汚れを液体と共にしっかり排出すれば問題ないと思われます。
私は、これまで何回もワコーズRECS施工をしてきましたが、一度もエンジンチェックランプは点灯したことがありません。
もしも、ついた場合にはディーラーもしくは整備工場にて、必ずリセッティングをしてもらってください。
でないと、危険ですしメーターに警告灯が点いている状態では気分的にも嫌になってしまいます。
ワコーズRECS施工の値段としては、施工業者によって様々ですが排気量×2倍から2.5倍くらいと考えるとよいのかもしれません。
例)
- 3000ccなら6000円くらい。
- 2500ccなら5000円くらい。
- 2000ccなら4500円くらい。
- 1500ccなら3000円から3500円くらい。
といった感じの施工料金になると思います。
これらの施工料金を支払うのが嫌であっれば、ワコーズRECS施工の洗浄液と施工グッズ(施工キット)を購入して自分で行うしかないですね。
ただ、そういった場合上記したようにエンジンチェックランプが点灯(点いた)した場合に逆にリセッティング代金が余計に別途かかってしまうことになります。
そういったことを踏まえて自己責任において自分でワコーズRECS施工することになります。
ワコーズRECS施工後は、エンジンの回転も軽くなりトルク感も新車の時のように車が軽く走ってくれる体感は得られました。
あとは、ワコーズRECS施工後に基本的にはエンジンオイル交換とエレメント交換が推奨されていますが、整備工場の整備士に伺ったところWAKO'Sの営業さんに聞いてみたらそのまま通常のエンジンオイル交換時期まで走行しても、逆により綺麗になるので、特に必ずという訳ではないとのことでした。
でも、気分的にワコーズRECS施工後はエンジンオイルだけでも交換しておいたほうが良いと思います。
なので、エンジンオイル交換時期の間際に施工して一緒にエンジンオイル交換もすると時間と手間が省けると思います。
興味のある方は、是非エンジン内部洗浄をやってみるのをオススメします。
ニッサンでも純正でPITWORKからエンジン内部洗浄剤が発売されていて、
日産ディーラーにてWAKO'SのRECSとは違う液体になりますが、エンジン内部洗浄は施工してもらえます。
ただ、ちょっと高い・・・。かも・・・。
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