そもそも24時間営業という店舗や企業が出てきたのは、バブルがはじける少し前かバブルがはじけてから多くの企業が海外進出のグローバリゼーション化(グローバル化)と共に多くなってきました。
そこで、当時はセブンイレブンの「空いてて良かった。セブンイレブンいい気分。」のキャッチコピーで一世を風靡したセブンイレブンでさえも、名前の通りの7時間店夜の11時閉店というものは変わり多くのコンビニやファミレスなどは24時間営業が当たり前になってきました。中にはパソコンの電話サポートも24時間などというものもありました。(今でもあるかもしれませんが…。)
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そんな便利?な24時間営業や深夜営業を見直しはじめている企業が一部で出てきています。
ただ、
すでに日本人の生活に深く浸透している24時間営業…。
「いつ行っても営業している」ことは、本当に必要なことなのか、考えてみます。
24時間365日ずぅーっと営業しているお店は本当にありがたいと思います。
私の実家はとても田舎でそもそも13年くらい前までは、24時間営業のコンビニすらありませんでした。
コンビニに行くとしたら、
車で約40km走っての峠越えで所要時間1時間弱はかかっていました。
なので、
コンビニが開店した時には誰もが便利になり雇用も生まれ喜ばしい雰囲気でした。
そして…。
観光地だけに夏場の海水浴場が盛んなシーズンには県下で一番の月の売り上げなどを達成していたりと、田舎にしては意外とびっくりな売り上げになっているようです。(シーズン意外の時期はわかりませんが…。)
そこで、昨今電通社員の過労死など企業の過酷な労働実態・勤務実態が明らかになりつつある今!!
一部の企業では、
24時間営業や深夜営業などを見直しはじめている企業がいくつかあります。
少しだけまとめると以下の有名企業になります。(一部です。)
すかいらーくグループ
「ガスト」や「ジョナサン」を展開するすかいらーくは昨年12月、深夜営業を大幅に縮小すると発表しました。24時間営業もしくは深夜営業を行っている店舗は約1000店ありますが、このうち750店舗について、深夜2時閉店、朝7時開店とします。同じ時期、「ロイヤルホスト」も24時間営業の廃止を決定しています。
深夜休日の営業廃止、日本では定着する? やっぱり働かないとダメ? | THE PAGE(ザ・ページ)
ロイヤルホスト
全国に223店舗を展開するファミリーレストラン「ロイヤルホスト」を運営するロイヤルホールディングスが、2017年1月までに24時間営業を廃止することを決めた。朝日新聞の報道によると、早朝や深夜の営業短縮も進めていて、すでに全店平均でみると前年比で30分超も短くしたという。外食業界では珍しい、定休日の導入も検討する方針だ。
ロイホ24時間営業廃止、弁護士「長時間労働批判の世論を見越した、高度な経営判断」 - 弁護士ドットコム
マクドナルド
外食チェーンの優等生と呼ばれたマクドナルドでも、一昨年から2年間で400超の店舗で24時間営業を縮小しています。
深夜営業は止めて正解?飲食店苦境の背景 | JIJICO [ジジコ] - 毎朝3分の知恵チャージ
吉野家
大手各社の深夜営業減少状況は、牛丼の吉野家が521店舗減、すき家では1254店舗減、すかいらーくでは600店舗超を閉店、または時間短縮しています。外食チェーンの優等生と呼ばれたマクドナルドでも、一昨年から2年間で400超の店舗で24時間営業を縮小しています。
深夜営業は止めて正解?飲食店苦境の背景 | JIJICO [ジジコ] - 毎朝3分の知恵チャージ
すき家
大手各社の深夜営業減少状況は、牛丼の吉野家が521店舗減、すき家では1254店舗減、すかいらーくでは600店舗超を閉店、または時間短縮しています。外食チェーンの優等生と呼ばれたマクドナルドでも、一昨年から2年間で400超の店舗で24時間営業を縮小しています。
深夜営業は止めて正解?飲食店苦境の背景 | JIJICO [ジジコ] - 毎朝3分の知恵チャージ
日本郵便:郵便局の宅配サービス「ゆうパック」や郵便物の24時間受け取りの【ゆうゆう窓口】
参考)
ゆうゆう窓口(郵便局)24時間営業廃止が東京23区にも拡大第6回
参考)
などなど、
私の知らない企業などもあると思います。
ただ、上記企業は一部上場企業だったり大手企業だったりとバックボーンや資本金が大きい会社ばかりです。
これらの流れを逆手に取って、中小企業などが今度は逆に24時間営業や深夜営業などをはじめるかもしれません。
もちろん、
人件費や人手不足やコスト面などを考慮してみないと一概には言えないとは思われますが、資本主義社会である意味競争原理社会においては無いとは言い切れません。
ただ、
ここで人口減少社会時代になっていってしまうかもしれない日本において厳しい転換期なのかもしれません。
これまで全国的に24時間営業や深夜営業が、ある意味当たり前化(常識:普通)になったしまっている中で、
急に24時間営業店舗や深夜営業店舗がなくなてしまうと…。
夜中に、電球が切れてしまった場合や何よりも自然災害時の食料の確保や避難場所などにも使えるという人道的なメリットもあるからです。(企業の社会的責任)
でも…。
働く人は、中には人間本来の生活リズムである体内時計のバイオリズムが狂ってしまって体調を崩す人も少なくありません。
ここが一番重要なのではないでしょうか?
24時間営業店舗で深夜勤務ばかりいていると寿命が明らかに短くなったというアメリカの研究者でのデータもあります。(ただし、医療従事者の看護師の病棟勤務で夜勤帯が対象です。)
牛丼チェーン店での深夜営業時間帯の通称ワンオペと言われる1人勤務などは、間違いなく身体や精神的にもつらくなってくるでしょうし、体調を崩すのは言うまでもないと思われます。
しかも、連続勤務が続いたりと…。
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これは人手不足からくるのでしょうか、それとも、まだ活力ある若者が減ってきてしまったせいでしょうか…。
どちらもあるののでしょうが、昔は24時間営業店舗自体がありませんでした。
それが今や当たり前となってしまった現在から、各々の企業が見直しはじめてきて昔に戻ることはできるのかが問題でもあります。
人間、一度便利な生活や贅沢な生活などをした場合の多くはそれ以下の水準に落とせない(落としにくい)と言われています。
かく言う私自身もそうだと思います。
だって、田舎のコンビニがまたなくなってしまったり24時間営業や深夜営業をしなくなってしまった場合には、帰省時にやはり困ってしまうなぁ。と思うからです。
世の中にコンビニが当たり前になって、
しかもすべてが24時間営業店舗が当たり前になってきた時でも田舎にはコンビニすらなく…。
よく友人や知人に、
「えっ( ̄◇ ̄;)エッ、コンビニないの?」などとバカにされたのも(耳を疑われた)記憶にあります。
と、24時間営業や深夜営業に関しての転換期なのかも…。
と記載してきましたが、
中には24時間営業でも好長の企業やお店はあるようです。
例えば、
- 磯丸水産
- 名代 富士そば
- すしざんまい
などなどです。
今後平成の元号が終わってしまうかもしれない平成30年くらいまでにはどうなっているのでしょうか…。
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